純Windowsユーザ向けxyzzy導入手順

導入および環境セットアップに多少癖があるので,純Windowsユーザ向け(を意識した)導入手順です.*1

私が導入してみようと思った理由を一応列挙。まだ使い始めたばかりなので,TeraPadやK2Editor,TextPadの混成環境から移行できるかどうかは分かりませんが……

  1. 各種文字コード対応
    • TextPadがEUCに対応すれば完璧なんですが……
  2. インクリメンタルサーチ機能
  3. シンタックスハイライト機能
  4. コードアシスト
  5. 正規表現検索
  6. ファイラー(キーボードだけで素早くファイルを探せる)

あとキーバインドemacs風にできたりするので,使いこなすと玄人(オタク?)っぽいところ(苦笑

個人的にはvi風キーバインドが欲しい(探し中)。cygwinvimは何故かLinuxvimキーバインドが違う。.vimrc書き換えればいいのかな……間違えて改行しちゃった時に戻せないし。おっと脱線。

本体インストール

インストールというかダウンロード&解凍ですが。

  1. http://www.jsdlab.co.jp/~kamei/にアクセス
  2. xyzzy version 0.2.2.235をダウンロード
  3. 適当なところ(Program Files)に解凍

※起動しないこと

設定ファイルの作成

Xyzzy Wikiを参考に試行錯誤。

  1. xyzzy解凍先\site-lisp\に"siteinit.l"ファイルを作る
  2. 中に以下を書き込む
;;選択時はWindows風に
(load-library "winkey")
;;全選択を C-a に割り当てる
(global-set-key #\C-a 'selection-whole-buffer)

;;Java
(require "java")
(setq java-indent-level 4)
;;インデントをタブで指定 
(setq ed::*java-indent-tabs-mode* t) 

私は,emacs風キーバインドを追記。

起動

  1. "xyzzycli.exe"を起動
何故"xyzzy.exe"ではないのか

xyzzyは1つのウィンドウの中で複数のファイルを編集できるのですが(バッファと言うらしい),xyzzy.exeはウィンドウが複数開いてしまいます。(特にSend Toした場合)

xyzzycliの場合,Send Toをしても1つのウィンドウの中の複数のバッファという形で開いてくれるため,自分が混乱しないためにxyzzycliを標準で使います。

簡単にファイルを編集できるようにする

拡張子の関連付けはいろいろと弊害があるので,Send Toにショートカットを追加する。

Windows XPの場合は以下にショートカットを追加すればよい。

C:\Documents and Settings\ユーザ名\SendTo

*1:そういう人はxyzzyを使わないんじゃ? という突っ込みはなしで