本日はいろんなお話を聞けました

 Web2.0とかオープンソースとか。
 金儲けを考えちゃいけない、とかはアカデミックな私には結構関連深い話で。
 (敢えて言いますが)所詮学生。金儲けではなく,単に世に面白いもの・良いモノを出したい、というのが動機で動きますから。

 情報過多の時代。
 情報の取捨選択・活用技術を教え、最終的にお金に結びつける所をしっかりと舵取りできるような教育が今後必要となってくるのでは? と思った次第です。

 と言うか興奮が冷め止まぬ。

 今日寝れるかな……

 裏話(?)も聞けて、とても楽しかったし、今後活かされると思います。と言うか絶対活かします。

 また皆さんにお会いしたいです。

 そしてそんな機会を与えてくださった方に心から感謝を。

昔話とオープンソースコモディティ化話から感じたもの

 昔話は,今では無料だ。
 これはコモディティ化されたから,という話があった。

 ではITの,いやソフトウェアの世界も,コモディティ化することで無料になるのか?
 オープンソースは急ぎ過ぎなのだろうか?

 私はそうは思わない。

 本は普及にコストがかかる。出版費しかり宣伝費しかり。
 しかし、プログラムはゼロコストだ。場合によっては宣伝もゼロコストで行われる。これは今のブログ社会を見れば分かると思う。
 
 つまり,ソフトウェアが一瞬にしてコモディティ化する(つまり、オープンソース)のは自然なことであり、昔話と違いはないのだ。

 この話を聞きながら、これからの時代、如何に情報を収集・整理し、自分の血肉にし、そこにエッセンス(付加価値)を加えて発信できるかが鍵となるのだな、と改めて身につまされた次第である。

IT投資

 オープンソースが,企業の基幹システムを十分な信頼レベルでカバーするようになる時代はそう遠くないうちに来ると思う。
 今や、WordやExcelを使える人はそこら中にいる。資格もあるにはあるが,それらはほとんど意味をなさない。一昔前であればデジタルドキュメントを扱える人材は価値があり,投資がされていたはずだ。

 10年以上はかかると思うが,オープンソースを用いて,企業が一般業務レベルで用いるシステムを構築するスキルが,一定レベルの教育を受けた人材にとっての共通スキルになるのではないだろうか?

 つまり,現在のSIerの世界で最先端の技術を追いかけることで食える市場が小さくなるだろう、ということだ。

 そうなった時、この世界で必要とされるのは,なんだろうか?

 オープンソースにない、ニッチな業務アプリケーション?
 Web2.0の先にある,情報活用の世界?

 話は違うが、モデルドリブンアーキテクチャなんて話もある。顧客の要求に応じて、瞬時にシステムができあがってしまう時代は、米粒ほどの大きさとは言え、見えている。

 自分が10年後、20年後の世界を想像すると,ワクワクすると同時に、言いようの無い危機を感じている。