オープンサイエンスはありえるか?
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現在の論文の評価の仕組みとGoogleのPage Rankの仕組みは似ている。それも当たり前で、Page Rankの方が論文の評価システムをまねたのだ。しかし、一つ重要な点において異なっている。
論文の場合、査読を経ないとそもそも掲載されないのだ。
(中略)
しかし、Webページはそうではない。掲載そのものに権威は不要だ。そのページが権威を持つかどうかは、あくまでその後そのページがどこからどうlinkされるかにかかっている。
Googleの成功は、査読というプロセスが実は不要なのではないかということを示唆している。NatureやScienceがなくても、もっともふさわしい論文を拾い上げることはすでに可能なのではないか。
久しぶりに「考えたい」と思った命題なのでいろいろと書いていたのですが、Firefoxが落ちた。
のでだいぶ省略されてしまったが。もう一度。
査読、という意味でなくてもPage Rankの仕組みと似ていると思う。
有名な論文の参考文献にはアクセスが増えるし、多数参照していたら、その分、減る。
近い将来、
- Web上の論文を掲載し,参考文献にはハイパーリンクを張る
- ある一定以上の論文ランク(≒Page Rank)を得ると論文誌に掲載される
みたいなことが実現するのだろうか。
いや、そもそも情報発信が目的なので、充分アクセスされてから論文誌にするのは紙の無駄かもしれないが。
評価として「私は論文をN本出していて、平均論文ランクは今現在6.8です」みたいな。